制作レポート

日興アセットマネジメント株式会社 制作レポート
提供:日興アセットマネジメント株式会社
URL:http://toshinou.jp/widget/

ウィジェット導入の経緯

Q ウィジェット導入の背景として、まず『投信王』について教えてください。

馬原:日興アセットマネジメントは、女性や若い方などで投資初心者の方に投資や投資信託に対して興味を持って欲しいと思い2008年の4月から「投信王」をスタートさせました。私たちは、これまで投資について説明する際には、こうこうすれば効率的な資産運用ができますよと主に「インテリジェンス」に訴える説明を行っていました。ですが、それよりも、投資は楽しいこと・どきどきわくわくするようなチャレンジなんだ、という「エモーショナル」な部分へのアプローチの方が共感を得られるのでは、と考えました。そこから、ファンドマネージャーというものを仮想で楽しくやりましょう、と遊びの要素を入れた『投信王』を始めたのです。ウィジェットは、投資結果を見せるといった機能よりも、その『投信王』の遊びの部分を体現するツールとして導入しました。

ウィジェットについて

Q 『投信王ウィジェット』での特徴といえば存在感のあるキャラクターです。なぜ、キャラクターを用意したのでしょうか。

馬原:「エモーショナル」な部分への訴求として、「楽しさ」というのは重要です。「楽しさ」から少しでもずれると「ふざけている」ということになってしまうので、そこのバランスは難しいのですが。一人部屋に篭って集中してする仕事で、そしてそこにはアシスタントがいて様々な雑務をやってくれる、というのが、皆さんのもってらっしゃるファンドマネージャーのイメージの1つかなと思ったので、そこを面白く表現しようということでキャラクターを用意しました。

Q 実際にこのようなアシスタントさんはいらっしゃるのですか?

馬原:残念ながら(笑)。弊社のような規模の大きな総合運用型の会社では、そんな体制はとっていません。数本のヘッジファンドを運用しているようなブティック型の運用会社なら、ああいう形のアシスタントがいる可能性はありますけどね。あのアシスタントを通じて、ファンドマネージャーという職業を、面白そう、と感じてもらうのが狙いです。

苦労した点

Q ウィジェットを企画・制作する上で苦労した点、妥協したくなかった点はどんなところですか?

馬原:使ってるユーザのファンドの運用結果に応じて、キャラクターがふきだしでコメントを述べる機能があります。基準価額が上昇・下降したとき、ランキングが上下したときなど、いろんなパターンを用意しました。状況に合ったコメントを網羅するのに時間がかかりましたね。コメントは全部で30パターン以上。そこにキャラクターの動きがそれぞれ、「いいとき」「悪いとき」「普通のとき」で3パターン入るというものになりました。

効果

Q 発表後の反響はいかがでしょうか?

馬原:オンラインの掲示板などでも話題にしていただいておりますし、オフサイトミーティングのような形で、うちで『投信王』の成績上位者に来ていただいて表彰式を何回かやったんですね。その参加者の方にも面白いって言ってもらえました。

黒島:私は仕事でいろいろな業界業種の方とお会いするんですが、webの制作会社の方とお会いすると、いろいろなところで、このウィジェットを話題にしていただきました。ちょうどAdobe AIRの日本語版が出た直後だったということもあるのですが、リリース前なのになんで知ってるの? ということがたくさんありました(笑)。 パブリシティ部分でのタイミングはよかったと思います。

今後

Q ウィジェットの活用について、今後の展開などお聞かせください。

黒島:ウィジェットは、楽しいものであると同時に色んな人たちが使いやすいツールでもあると思うんですね。『投信王』に限らず、リアルの投資信託に関しても活用できれば面白いかなと思っています。基準価額などはこまめにチェックしたいことなので、簡単にそれが見られるようにできればいいですね。

馬原:『投信王』をやってみてわかったことの1つは、ネットの世界は非常に厚いコミュニティというものがあって、そこでなにがしかの評価を得れば、大きなうねりになるのだなということです。潜在顧客が相当数いるのを感じました。 私達が目指していることは、投資というものが日本の生活者にもっと広く隅々までいきわたって欲しいということ。『投信王』はそのためのキャンペーンです。そしてもっと広い目で見れば、いろんなファンドのことを見て欲しい。そのために何かが必要であれば提供する。それが他社のメリットになるとしても多少は目を瞑る。ということを思っています。また、先ほどの「エモーショナル」な理解ということに絡めますと、自分の財産全部を、毎日見ていれば、関心が深まるのではと思っています。定期預金や不動産の価額、ファンドの価額など、全部の資産を一目で見ることができれば、「エモーショナル」な部分での資産運用について考えると思うんです。インターネットでのコミュニケーションこれだけ発達しているんだから、もっと何か面白いことができると思います。

ありがとうございました。


投信営業企画部 統括グループ シニアマネージャー
馬原 修
投信王プロジェクトリーダー。証券会社を経て1994年日興アセットマネジメントへ入社。主に投資信託に関するマーケティング(セールス、クライアントサービス、広告宣伝など)に従事。

マーケットコミュニケーション部 ウェブ開発グループ グループマネージャー
黒島 智章
他の運用会社にて投資信託のシステム、直販、マーケティングなどを経験して、2006年日興アセットマネジメントへ入社。主にホームページやモバイルサイト全般の運営に従事。


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