制作レポート

レノア ハピネス 制作レポート
提供:Grey Worldwide
URL:http://www.greygroup.jp/

ブログパーツ導入の経緯

Q まず、ブログパーツ導入の背景と目的について教えてください。

高橋:この商品のターゲットの特徴の1つとして、感覚的に「かわいいから」とか「香りがいいから」など五感によって商品を購入するという特徴が見られました。またこのターゲットは、「情報に対する感度が高い」「自分の得た情報を人に話したい」「インターネットをよく活用する」などの特徴も見られ、ブログを介する手法によってブランドの世界観がクチコミで広まる企画を目指しました。

ブログパーツ企画について

Q るりお君が「ハピネスワード」を探す姿がとてもかわいらしいです。このアイデアはどういう経緯で採用されたのでしょうか?

中田:企画を考える上で、消費者にとって「簡単」ということを重要なテーマにしました。いろいろな案が出たのですが、「簡単」で、誰にでも平等で直感的にわかるもの、として行きついた方向性が「ブログを採点する」と「採点結果をランキングで表示する」でした。ブログパーツをワンクリックした後は自動的に採点が始まり、ユーザにるりお君が採点する様子を楽しんでもらう、そういうものを目指しました。

高橋:またいかに簡単に、楽しく、るりお君のかわいさを表現できるかとなったときに、ブログの記事に「○」をつけちゃえ、というアイデアが出ました。「○」をつけて採点する、という行為は、みんな小学校から経験しているのでとても馴染みがあります。また「点数」を「ハピネス」と呼び変えることで採点という行為を受け入れやすいものにしました。

Q 「ハピネスワード」はどういう基準で選んだのですか?

中田:ブログにハッピーな言葉を書いてもらい幸せな気分になってもらう、というコンセプトから、「ハッピー」や「楽しい」などのポジティブなワードを200個程度挙げました。その中には、「お日さま」や「ふわふわ」のような、レノアの商品自体に関する言葉も入っっています。

高橋:因みに「オモロー」っていうのも入れましたよ(笑)。制作していた頃、世界のナベアツブームだったので、これ絶対ブログに書く人いるだろうな、と思って。

苦労した点

Q このブログパーツを企画・制作する上で苦労した点はどんなところだったでしょうか?

中田:採点とランキングのルール設定ですね。企画段階では、キャンペーン開始以降のブログのみを採点対象とすることを想定していたのですが、システム上難しいという問題がありました。

高橋:システム上、キャンペーンスタート以前のブログも採点してしまうため、長くブログを書いている方と最近始めた方との間に不平等が生じてしまうという問題がありました。これは「全てのユーザに平等」という観点からは避けたいところでした。そこでユーザがブロガーとしての経験や経歴に関係なく、同じスタートラインからランキングに参加できるようなルールを考えた結果、一度採点した記事はランキングに重ねて反映されないという仕様に落ち着きました。この仕様を決定することが一番たいへんでした。

効果

Q 発表後の反響はいかがでしょうか?

中田:今回のキャンペーンは、「サンプル百貨店」を運営している、株式会社ルーク19様と協力して実施しており、このブログパーツによって多くのPVがあったと聞いています。毎日数百人ベースでブログパーツの利用者が増えていったようです。

高橋:おかげさまでP&G様からも高い評価を頂きました。P&G様にとっても今回のブログパーツは新しい挑戦だったようです。ブロガーを起点に「レノアハピネス」に対する興味や関心が高まったことが特に評価されました。このプロジェクトは、グローバル会議でも高い評価を頂いたと伺っています。

今後

Q ウィジェットの活用について、今後の展開などお聞かせください。

高橋:ブログパーツ等によるクチコミを発生・拡散する手法が柔軟剤というカテゴリーでも効果があることが分かりました。P&G様もブログパーツ等のウィジットによるコミュニケーションに可能性を感じていらっしゃるので、今後は更に発展した提案をこちらから積極的に行っていきたいと考えています。次も今回に負けない「かわいい?」企画を考えたいですね(笑)。

ありがとうございました。


Grey Worldwide / AE 高橋 圭一
現在、アカウントエグゼクティブとしてP&Gの柔軟剤ブランド「レノア」を担当。

G2 Tokyo / Producer 中田 一晃
G2 Relationship MarketingのプロデューサーとしてWEBサイト構築、インタラクティブを担当。

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